2022年 7月 発行

リビエラスタッフの中でも、ヨット愛が深い新通弘二。
ヨットマンの聖地ともいわれるリビエラシーボニアマリーナは、
アルバイトをしていた学生時代から今まで35年変わらず、私にとっても聖地です。
海への憧れと自分を変えたリビエラ
東京の下町で育った私は、子どもの頃から海への憧れを強く持っていました。ボートショーには小学6年から毎年通い、初めてのセーリングは高校2年のとき。セーリングの魅力に惹かれた私は、大学からヨット部へ。ボート免許の講習でシーボニアに行ったことがきっかけでインストラクターのアルバイトを始め、ヨット漬けの毎日を過ごしていました。朝起きてアルバイトに行くのが毎日楽しみで仕方なかった私は、そのままシーボニアに就職しました。
しかし、当時は任された仕事をこなすだけで、「このままで良いのだろうか」と悩んでいました。そんなときに現れたのが、2001年にシーボニアのマリーナ事業を引き継いだリビエラの渡邊会長です。リビエラでは役職など関係なく、やる気のあるスタッフには平等にチャンスを与えてくれます。
私も新しいプロジェクトを提案したり、色々なことにチャレンジさせてもらいました。もちろん多くの苦悩もありましたが、その分達成できたときの感動は大きく、エキサイティングな経験をたくさん積むことができました。
新たな環境と新たな挑戦
2021年、私は大きな転機を迎えました。長年携わったハーバー業務から離れ、他社でのヨット・モーターボート保険鑑定人の修行を通じて、改めて保険の重要性を感じました。船や海を良く知るリビエラが、おひとりおひとりに寄り添った保険の提案をすることで、お客様のお役に立てるのではないかと考えています。ヨット・モーターボート総合保険を中心とした保険の代理店業を本格化させた『リビエラライフサポート』、現在、私はその部門を担当しています。
「リビエラライフサポート」が目指すもの
リビエラリゾートは、お客様により豊かなマリンライフを楽しんでいただくために、マリーナ運営の他、リビエラリゾートクラブ運営や舟艇販売、船の整備やアウターケアなどを提供しご愛顧いただいています。安心して楽しむためには、リスクマネジメントとしての「保険」があってこそ。長年培った船の経験があるからこそ、私ならより良い補償内容のヨット・モーターボート保険を提案し、お客様に喜んでいただけるはずと自負しています。また、リビエラが目指すものは豊かなマリンライフの提供だけではありません。私たちには「リビエラと関わるすべての人の未来のために」というサステナビリティ基本方針があります。つまり、船で過ごすための保険だけではなく、日常を安心してお過ごしいただくためのサポートも必要だと考えています。『リビエラライフサポート』では、そのために住まいや旅行、からだの保険はもちろんのこと、経営者の多いリビエラのお客様向けの企業保険など幅広い商品を取り揃え、「リビエラに任せれば、安心して楽しい生活が送れる」と思っていただけることを目指しています。
マリン業界を盛り上げたい
海を愛する一人として私の切なる願いは、マリン業界の更なる発展です。せっかく日本は四方を海に囲まれているのに、マリンスポーツは高齢化が進み、その魅力を知らない子どもたちが多いことに心を痛めています。リビエラでは青少年向けの海洋プログラムを2006年から続け、6200人の子どもたちを受け入れてきましたが、まだまだすべての子どもが体験できる数ではありません。例えばテーマパークに行くような感覚で、ご褒美のように遊びに行ける場所としての洋上をつくることが、私の夢です。そして、マリン業界全体を盛り上げていく一役を担えたら嬉しいです。
Presenter

リビエラライフサポート
マネージングディレクター