下田の海、風、ロケーション、三崎小網代沖まで相模湾を横断する

2018年9月発行

トランスサガミヨットレース

レースを愛するファンから
強い要望受けて14年続く
夏の恒例レース

外洋レースの減少を憂うレースファンからの強い要望を受け、2005年、リビエラを中心とする有志で立ち上げた『相模湾横断ヨットレース』。伊豆下田沖からシーボニアマリーナ沖(三浦)までの約48マイル、伊豆半島や大島など素晴らしい景観を堪能しながら爽快に帆走するこのレースは、すっかりレースファンの心を捉え、リビエラの夏の恒例『トランスサガミヨットレース』として14年も続いています。開始翌年からは「1 回のレースでは勿体無い」と、前日にも下田でのレースを実施。このレースは、『静岡県知事杯石廊崎レース(後援:静岡県、下田市)』となり、伊豆半島の海水浴客で賑わう数々のビーチ前を通過し、レースの迫力を披露してきました。

地元愛あふれる前夜祭
潮の流れ風を読むレース

潮の流れが強く、風の強さ、潮の速さを計算しながら帆走するテクニックを必要とする『石廊崎レース』は、『Lady Kanon Ⅵ』(艇種RP45 シーボニアマリーナ所属)が2時間7分20秒でファーストホーム。参加者皆が楽しみにしている『トランスサガミヨットレース』前夜祭は、下田の特設会場にて。地元サポートクラブが用意してくださる料理と共に、ライブやサンバダンス、豆州白浜太皷の演奏などで盛り上がります。
2日目はいよいよ『トランスサガミヨットレース』。風のない年は早い艇でも10時間以上かかる下田から三浦への48マイル。今年は追い風に恵まれ、大会新記録となる4 時間9分21秒で『Lady Kanon Ⅵ』がトップでフィニッシュし、コースレコードを更新しました。

高い安全規定とルール
マリンスポーツ普及に貢献

『トランスサガミヨットレース』はセーリング連盟で定めた高い安全規定とルールに則って行われます。今年も事故なく実施できたのも、レース艇の意識の高さと、安全にヨットレースを楽しむセーラーマインドのお陰と感謝します。今後も皆様と一緒にマリンスポーツの普及に貢献して参ります。


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