
リビエラシーボニアマリーナが位置する小網代湾では、世界初の急速充電対応型・電池推進船「らいちょう」をシャトルボートとして運航しました。
「らいちょう」は薄膜太陽電池を搭載したエコボートで、電気自動車と同様の充電方式を採用しており、安全性にも優れています。この取り組みは、クリーンエネルギーを活用した次世代の水上交通や未来の漁船としての実用化を目指し、東京海洋大学との共同研究・調査の一環として実施。お客様には無料でご乗船いただき、発電量やエネルギー消費量のデータ収集、使い勝手や乗り心地の検証など、さまざまな実証研究を行いました。
自然環境に優しい薄膜太陽電池
神奈川県が推奨する薄膜太陽光パネルをボートの屋根に搭載。光エネルギーを電力へと変換して発電の補助をしています。ガソリンを使わず電池で動力をまかなう「らいちょう」は、排気ガスやCO2の排出もないため、環境に優しい船として注目されています。
海洋生物に優しいウォータージェット
水流を利用するウォータージェット推進装置を搭載した「らいちょう」にはプロペラがありません。そのため浅瀬の運航も可能で、ロープを張った養殖水域にも進水できます。また海洋生物や珊瑚礁などを傷つけることもなく、安全性や環境保全の面でも優れています。