2025年 1月 発行

サルディニアが持つ
特別な魅力
イタリアのサルディニア島は、コバルトブルーやターコイズブルーに輝く美しい楽園です。ハイグレードなバカンスを求めセレブが訪れる地中海でも、特別な地として知られています。
特に、35マイル(約56km)の複雑に入り組んだ海岸線が特徴的な「コスタ・ズメラルダ」は、原生の自然を保護しつつ伝統と自然美の融合にこだわった高級リゾートです。その中心地「ポルト・チェルボ」は最上級のリゾート地として知られるだけでなく、ヨット文化の聖地としても名高い場所です。この地で2年に一度開催される「ロレックス・スワンカップ」は40回を数え、この大会は世界中のセーラーにとって夢の舞台でもあります。
ここには、世界三大ヨットクラブの一つ「ヨットクラブ・コスタ・ズメラルダ」と、世界中のシーマンが憧れる「マリーナ・ディ・ポルト・チェルボ」が佇んでいます。クラブのインテリアは、コスタ・ズメラルダ一帯の創設者アガカーン4世の私蔵品が設えられ、クラブメンバーたちによって大切に扱われています。この特別な趣はリビエラ逗子マリーナにも通じており、リビエラ会長 渡邊の私蔵の調度品を設えたマリーナラウンジでは、訪れる方々に格別なひとときをご提供しています。
SWANが紡ぐ
世界トップのヨット哲学
「いつかはSWAN」というキーワードが世界中のヨット愛好家の間で語り継がれ憧れるSWANは、フィンランドのナウター・スワン社製。「安全で快適な長距離航海」を追求し、フラットなデッキ、美しいライン、シンプルな操作性―どれを取っても、オーナーに最高の体験を約束します。

海とともに未来へ向かう
リビエラの新たなステップ
2016年よりSWANの日本独占販売総代理店を務めるリビエラでは、SWANを体感し価値を実感していただくともに、海の文化の発展に努めています。
リビエラグループでは、会長 渡邊のリーダーシップの下、社員から選抜されたクルーによるセーリングチームを社内に結成。最新鋭モデルSWAN58「クオリア・リビエラ」でのトレーニングを重ねています。
昨年9月には、ナウター・スワン社オーナーのフェラガモ氏の招待を受け、「ロレックス・スワンカップ2024」にリビエラとして参加、レースにも参戦しました。世界中のトップセーラーが集う名誉ある舞台へのこの挑戦は、競技への単なる参加に留まりません。SWANワールドの集大成としての「コミュニケーション」を実体験できたことは、リビエラの重要なステップとなりました。
現地でチャーターしたSWAN68「Defianceは30年の歴史を持つモデルでありながら、最新技術を搭載した新艇にも劣らぬ輝きを海上で放ちました。SWANは単なる所有物ではなく、新しいオーナーに受け継がれながら愛され続ける、セーラーにとって家族のような存在だと改めて実感しました。
5日間にわたるレースは、風光明媚な島々を回航する独特な「アイランドレース」形式。夕方からは毎晩深夜までパーティーが開かれ、家族や仲間との交流が、レース以上に特別な価値として捉えられています。このような海での欧米文化が広まることで、日本での船や海の文化がより豊かになる可能性を感じずにはいられません。
リビエラが果たす使命と
次なる挑戦
SWANが築くコミュニティは、セーラー同士の絆や友情をはぐくむだけでなく、一人ひとりの環境保護への意識を高める役割も果たしています。
リビエラと同様に、国際環境認証ブルーフラッグを有する「マリーナ・ディ・ポルト・チェルボ」では、ブルーフラッグマリーナのメンバーであることの価値が誇りとして語り継がれ、ブルーフラッグに対する敬意が深く持たれています。加えて、個々の積極的な環境活動への参加がコミュニティを支え続けていました。
私たちリビエラは、「ロレックス・スワンカップ」を通じて「海と共に生きる」シーマンシップに触れ、次世代に引き継ぐ責任を強く感じました。そして、世界のセーリング文化や哲学、コミュニケーションを日本に根付かせ、海と共に未来を切り拓きたいと切に感じました。
今年、リビエラは日本で「Riviera Swan Asia Regatta」を開催することを決定しました。この大会は日本の海洋文化に新たな価値をもたらし、世界中のセーラーが集う場となることでしょう。皆さまと共に新たな物語を紡ぐ日を心待ちにしています。


