アジアで2番目のマリーナ認証
2024年 9月 発行


国際環境認証『ブルーフラッグ』
ブルーフラッグとは、デンマークに本部がある「国際NGO FEE (国際環境教育基金)」 による世界で最も歴史のあるサステナブルな海辺を評価する国際環境認証制度で、SDGsの17ゴールすべてに関わるプログラム。 世界では5,121か所取得 (そのうちマリーナはわずか約14% の狭き門)。 日本では14か所取得(マリーナはアジアで2か所のみ)。
リビエラ逗子マリーナ
2022年にアジアで初取得して以来
3年連続で「ブルーフラッグ」を継続
ブルーフラッグマリーナのリビエラでは、 海洋環境の保護に積極的な役割を担っている所属船舶を認証することができます。
ブルーフラッグ認証旗を所有艇に掲げて、 美しい海と未来のためにリビエラと共に取り組んでまいりましょう。 詳しくはハーバーマスターまでお問い合わせください。

リビエラは真に豊かな海を次世代に引き継ぐために
海の脱炭素に貢献する藻場再生に取り組んでいます
ブルーフラッグを取得したアジアでたった2つのサステナブルマリーナ「リビエラ逗子マリーナ」 と 「リビエラシーボニアマリーナ」では、2022年から藻場再生に挑戦しています。 これはマリーナ内での日本初の取り組みで、藻場をベルト状に広げていこうとリビエラが提唱する「ブルーカーボンベルト ® 」 プロジェクトの一環です。



主催するLOVE OCEANの「海のシンポジウム」で毎回話題に上がるとおり、日本の海を取り巻く環境問題は海ゴミだけではありません。 魚が卵を産み育て、棲み処となる海の森 「藻場」 は、 地球温暖化などを原因として減少し、いわゆる海の砂漠化 「磯焼け」 が急速に進んでいます。 海洋生態系に深刻な影響を与え、食卓に魚が上がらなくなる未来も危惧されるほど、世界的に警鐘が鳴らされています。そして、私たちの目の前の相模湾も例外ではありません。海中でCO2を吸収するブルーカーボン生態系は、 陸上の生態系よりも長期間にわたり、約10倍多く炭素を固定化するため、 藻場の再生は脱炭素に大きく貢献することができます。 リビエラでは、地球の源である豊かな海を守り、未来の子どもたちに引き継ぐため藻場再生に取り組んでいます 。藻場再生は困難の連続ではありますが、「ブルーカーボンベルト ®」をまずは相模湾に広げ、将来的には日本列島全体がブルーカーボンベルト ® に包まれ、真に豊かな海を有する国になることを願っています。 そして、海を愛する皆さまと手を携えて進めてまいります。