2022年4月発行

マリンライフ

全力で楽しむプライベートの時間と忘れられないお客様の喜ぶ顔

「 故郷である北海道小樽の高校ヨット部では、国体やインターハイに出場しました。マリン業界を目指し、遠く離れた広島で海を極めると共に必要なスキルを学び、また東洋一のマリーナと言われるシーボニアのインターンシップに参加。ヨットの魅力に惹かれた私は、レースで活躍する艇が多くあるこのマリーナにそのまま入社しました。それからもう24年、あっという間です。」
リビエラ逗子マリーナのハーバーマスターであり、リビエラシーボニアマリーナと葉山港(神奈川県指定管理)を含めた3拠点の統括も担う谷川良太。
幼少期から活発だった谷川は2人の父親でもあります。
「 家族と過ごす時間は私にとってかけがえのない時間で、長期休暇にはセーリングをしたり、子どもからの誘いで横須賀の大楠山にほとんど駆け足で登ることもよくあります。良い場所はお客様へ提案したいので、家族との時間であっても、ついつい仕事目線で厳しくチェックしてしまいます。おすすめした場所をお客様に気に入っていただけると嬉しいです」

江の島艇167艇・運営艇27艇受け入れ感謝と自信と誇りに満ちた東京五輪

昨年は半世紀ぶりの祭典・東京五輪を経験しました。
「 東京五輪ではリビエラが運営する3マリーナで、江の島の艇を167艇、運営艇を27艇受け入れました。また、マリーナの最大の繁忙期である夏ではありましたが、大会期間中はリビエラ所有の3艇を運営艇として貸し出し、スタッフは6名派遣しました。大会運営に従事したスタッフはもちろんのこと、少なくなった人数で繁忙の夏のマリーナ運営をやり抜いたスタッフたちも、一人一人の対応力が向上し成長する機会となりました。今まで培ってきた経験を活かし東京五輪に貢献できたことは大変喜ばしく、また現在の業務にもつながっています。これもリビエラのメンバー様のご理解のお陰です。本当に感謝しています」

3マリーナ統括としての責任と磨き上げる人間力

現在は名艇SWAN58のキャプテンも務めています。
「SWANはセーラーであれば誰もが憧れる世界最高峰のヨットで、リビエラが独占販売代理店を務めています。中でもSWAN58はまだアジアに唯一。そのキャプテンを務められることは大変栄誉なことであると同時に、責任の重さも感じています。先に結成されたCYNARAチームと共に週に一度のトレーニングを実施しています。技術面の向上は大事な目的の一つですが、普段は違う場所で業務を担っているクルーたちとのコミュニケーションは、トレーニング以上の成果があります。また、まったく上の視座をもつ会長の渡邊との対話では一人一人が鍛えられ、モノの見方が明らかに変わってきていることを肌で感じられる、人磨きの場でもあります。3マリーナ統括という立場から、何事も自分事として捉えることで自らの行動も変わってきます。スタッフ一人一人の活躍にスポットライトが当たる職場にしていくことが、マネージャーである私の最大の務めだと考えています。そして、リビエラグループのメンバー様だけでなく、相模湾でマリンライフを送るすべての方が安心して過ごせる環境を整えていきたいです」

Presenter

谷川 良太

リビエラリゾート
3マリーナ統括

谷川 良太


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