2021年4月発行

The Genesis Invitational

大会ホストのタイガー・ウッズと今年の優勝選手、マックス・ホマ

2度目の招待試合

リビエラグループのフラッグシップである「ザ・リビエラカントリークラブ(RCC)」では、今年も2月第3週に、招待試合となって2度目の『ジェネシス・インビテーショナル』が開催されました。トッププロ120名がしのぎを削る戦いは、賞金総額930万ドル、優勝賞金167万ドル。運営はタイガー・ウッズ財団。ホストプロであるタイガー・ウッズは今年は不調で出場断念したものの、全日程を会場で見守りました。

ダスティン・ジョンソン ババ・ワトソン

左:18 番ホールのダスティン・ジョンソン
右:ババ・ワトソンのバンカーショット

リビエラカントリークラブ

この美しい緑を守るため、塾達の技術者たちが日夜研鑚を積むRCCでは、1929年RCCで初めて開催されたL.A.オープン世界各国のコース関係者の研修も受け入れています。写真は2番ホール。

リビエラカントリークラブ

“帝王”ジャック・ニクラスがこよなく愛し、「私が知る限り、世界最良のショートホール」と評したRCCの10番ホール

リビエラカントリークラブ

1929年RCCで初めて開催されたL.A.オープン

難コースの魅力を満喫

ジョージ・トーマス設計による名うての難コースは、芝目が読みにくいポアナ芝の高速グリーン。3日目には一時中断があったほどの強い海風で、トーナメントは大混戦。日本から唯一参戦した松山英樹は残念ながら予選敗退でしたが、主催者推薦で出場した韓国のキム・テフンが16番(168Y)でホールインワンを達成し、ジェネシス社の最新高級車『GV80』を獲得。
コロナ禍による無観客ながら、衛星中継で観戦した全世界のゴルフファンを大いに沸かせました。

新たな名を歴史に刻む

PGAツアー3勝目を狙い最終日は8つのバーディーを連発したトニー・フィナウとのプレーオフを制し、見事ツアー2勝目をあげたのは、地元出身のマックス・ホマ。アマ時代からウッズに憧れ、その背中を追い続けてきたホマは、リビエラではいまだ勝利経験のないウッズの眼前で、リビエラの歴史に名前を刻みました。

RCCの歴史

米国L.A.パシフィックパリセーズに位置するRCCの創立は1926年。以来94年の歴史を通じて、全米プロゴルフ選手権、全米シニアオープン、全米アマチュア選手権など、一流ゴルファーたちが覇を競う舞台となる一方、社交と憩いの場として各界著名人の方々にも愛され「世界最高峰のプライベートクラブ」と讃えられてきました。また、伝説的な名プレイヤー、ベン・ホーガンが1947年のL.A.オープン、1948年の全米オープンとL.A.オープンを制したことにちなみ、「ホーガンズ・アレー(ホーガンの小路)」と親しまれてきました。毎年2月開催のPGAトーナメントは、2017年よりタイガー・ウッズ財団がホストとなり、2020年からは招待試合として準メジャーとなる「ジェネシス・インビテーショナル」を開催しています。

“Load to 2028”

2026年には100周年を迎え、2028年のL.A.五輪のゴルフ競技会場にも選ばれているRCCは、1988年から私たちのフラッグシップになりました。100年の魅力を大切に守り、最新の技術で歴史を紡いでいくことを使命としています。


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