株式会社リビエラホールディングス
代表取締役会長兼社長 渡邊 曻

2018年1月発行

渡邊 曻

RCC90周年パーティにてゲストをお迎えする渡邊

2つのフラッグシップが、
91年目に踏み出す年

新しい年が明けました。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
さて昨年は、わがグループの二つのフラッグシップー「ザ・リビエラカントリークラブ」(以下・RCC)と歴史的木造帆船「シナーラ」が、揃って誕生90周年を迎えた節目の年でした。
RCC、シナーラ、それぞれにちなむ最近のエポックをお伝えします。

90周年を迎えた
ザ・リビエラカントリークラブ

米国ロサンゼルス郊外に位置するRCCは、創立から今日まで、名士が集う社交と寛ぎの場として国際的な名声を博す一方、全米オープンや全米ゴルフ選手権といった幾多のメジャートーナメントの舞台ともなってきました。
一流の人々に愛され、幸せな時をお過ごしいただく場であり、アスリートにとっては“真剣勝負の場”でもある。その両面がRCCの魅力です。
そして、2017年9月。国際オリンピック委員会は、2028年予定の第34回夏季大会を、ロサンゼルスで開催すると決定しました。ゴルフ競技が開催される場合、RCCがその会場になります。
2027年には100周年、その翌年に五輪開催。責任の重さを噛み締めながら、これからの10年を楽しみに過ごしていきたいと考えています。

帆船「シナーラ」の修復

1927年製「Cynara(シナーラ)」は、シーボニアの特設ドッグでレストア(本格修復)が進行中です。本場ヨーロッパでも継承する職人が限られる高い技術のレストアは困難を伴いますが、挑戦を続けています。
昨秋、フランス・カンヌで開催された「Regates Royales Cannes 2017(世界クラシックョット選手権)」の観戦では、オフィチーネ・パネライが修復した1936年建造の帆船「EILEAN(アイリーン)」など数々の名艇を目の当たりにし、本場技術の日本への継承と後世への保全に対する思いを改めて強くしてきたところです。

ヨツトの最高峰ブランド
オーナー・フエラガモ氏訪問

ヨツトの名艇といえば、多くのファンの心を掴んで離さないのが、フィンランドが誇る世界トップブランド「SWAN」です。リビエラは「Nautor's Swan」社との間に、2016年より日本正規代理店契約を締結しています。
そして先般、同社オーナーであるレオナルド・フエラガモ氏からのお招きで、イタリア・フィレンツェのフエラガモ本社を訪ねてきました。
世界のスターに愛されるブランド、フエラガモ。美術館のような社屋をフエラガモ氏にご案内いただきながら、名うてのヨットマンでもあられる彼と、今後のニューモデルヨットの方向性や世界戦略、日本における「SWAN」販売への期待など各方面について論議し、有意義な時を過ごしました。
リビエラは、世界の名艇との関わりを、さらに力強く進めていきます。

レオナルド・フェラガモ

Nauter's Swan社オーナー レオナルド・フェラガモ氏と


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