The Lady of the Sea "Cynara"

海の貴婦人「シナーラ」

1927年 英国で建造された世界でも稀なヴィンテージヨット「シナーラ」。
帆走する姿の美しさから「海の貴婦人」と呼ばれ、時が経った現代でも人々の心を掴んではなしません。
歴代オーナーと、世界が私たちに託してくれた宝物とも言うべき「古き良きこのシナーラ」を
大切に磨き上げて次世代に残すため、2015年2月修復プロジェクトを立ち上げ、
シナーラが90歳を迎えた2017年1月に海から上架し修復作業を開始しました。
この修復プロジェクトで、SDGsにコミットした持続社会を目指す「リビエラ未来創りプロジェクト」の理念に基づき、
100年前の建造当時の素材を約8割も残し、さらに100年以上の命を吹き込みます。

Cynara Official Website

The History of Cynara

「シナーラ」の歴史

「シナーラ」は、クラッシックヨットの中でもヴインテージヨット(建造から約100年近くを経てなおかつ完成度の高い帆船)に分類される船です。デザインと造船技術の優美さは構造のどこを見ても明らかで最大の木材部品から最小の釘にいたるまで、完璧に仕上げられています。完成時には全く目に見えなくなる部分にさえ、職人たちは自らの技術に大きな誇りを感じます。
帆船「シナーラ」は、初代オーナーの“世界で最高のヨットを造る”という信念のもと、木材の吟味・調達から始めて十数年の年月をかけてイギリスで建造され、1927年4月英国サウザンプトン近くで進水しました。その後、歴代のオーナーを経て、1973年英国リミントンを出港し、大西洋、カリブ海とパナマ運河、太平洋を横断、195日間の航海を経て日本の三浦に入港しました。そして現在は、事業継承と同時に2001年よりリビエラグループ所有となっている名艇です。
海の貴婦人「シナーラ」はこの世で最も美しいヨットとなるために生まれたと言っても過言ではありません。
その美しさを高く評価すると同時に、未来の時代にも、素晴らしいクラシックヨットの魅力を伝えていきたいと考えています。

Cynara’s Design

シナーラのデザイン

シナーラは、20世紀前半屈指の有名ヨットデザイナーであるチャールズ・ニコルソン氏によって、設計されました。
シナーラは喫水が浅いにもかかわらず、彼が創り出した最も耐航性のあるヨットがもつデザイン要素のすべてを備えています。さらに、高いスピードを誇り、たとえ荒れた天候のもとでも遠洋航海を成し遂げられるすばらしい船であることは歴史によって証明されています。
また、キャンパー・アンド・ニコルソンズ造船所の設計者たちはヨット愛好家が求めるものを深く理解し、自然の要素を効果的に利用して最も快適な状況を生み出す方法を知っていました。そのため、ヨットの各部がどのように設計されているかを精査することによって、当時の生活様式など、私たちは今もなお数多くの教えを学ぶことができます。彼らの設計の背後にある考え方を理解したときにはじめて、そのデザインのコンセプトに秘められた知性を垣間見ることができるのです。

船首三角帆(ジブセイル)を含めて6枚の帆をもつ美しく優雅なデザイン 
2本のマストをもつガフリグ(メインマストの帆が台形)の完全な木製帆船
全長:96フィート(29.26メートル)
全幅:18.7フィート(5.69メートル)
総重量:73トン
肋骨(フレーム):オーク材
甲板(デッキ)および残りの部分:チーク材
*レストアにより7枚の帆を有する

Restoration Project of Cynara

「シナーラ」修復プロジェクト詳細はこちら

リビエラグループを象徴するフラッグシップであるシナーラは、世界が私たちに託してくれた素晴らしい宝物です。私たちの夢は、この船をできる限りオリジナルの状態に戻して、東京オリンピックのセーリング競技会場であり、富士山を望む美しい相模湾にもう一度進水することでした。2015年2月に修復プロジェクトを立ち上げ、シナーラが90歳を迎えた2017年1月に海から上架し修復作業を開始して以来、私たちはこの夢を強く抱き続けてきました。
1920年代は英国の帆船の建造・設計の絶頂期にあり、この帆船は、伝統的な技術と創造性の生きた見本と言えるでしょう。建造に携わった人々の仕事と90年以上にわたって続いてきた極上の職人技の証であるこのヨットの修復は、真にやりがいのあるプロジェクトでした。

Bringing a Classic Yacht Back to Life

クラシックヨットの復活

1927年に英国サウサンプトン近くの当時 大手造船会社キャンパー・アンド・ニコルソンズによって建造、帆船「シナーラ」は誕生しました。
その後90年ものあいだ「シナーラ」は、海の貴婦人として優雅な姿で大西洋、地中海、カリブ海、太平洋の大海原を駆け巡り、長い歳月とさまざまな冒険とをセーリングの歴史を刻んできました。私たちリビエラグループは、この美しい帆船が真の「海の貴婦人」としての往年の栄光を再び身にまとうようにと、完全修復(レストア)の作業を進めてまいりました。このプロジェクトにより、シナーラが今後100年の長きにわたって変わりなく活躍できるだけでなく、未来を担うこれからの世代の造船技師、船乗り、そしてヨット愛好家たちにとっての貴重な財産となることを願ってやみません。

Owner's Message

メッセージ

海原に向かい潮風を浴びるデッキに立つことでしか味わえないロマンがあると信じています。
それだけに、世界でも稀なヴィンテージヨットを保全し、さらには帆を孕ませて航行することこそ、歴代オーナーから引き継いだ私の使命です。
この修復プロジェクトは、100年前の建造当時の素材を約8割も残し、船齢90余年のシナーラに、さらに100年以上の命を吹き込むものです。SDGsにコミットした持続社会を目指す「リビエラ未来創りプロジェクト」の理念に基づき、歴史あるこのシナーラを大切に磨き上げて次世代に残します。そして船に盛り込まれた技術や職人技を克明に記録し、環境や海洋分野の財産として後世に伝えていきます。
1927年に英国で誕生し、歴代オーナーたちに愛された海の貴婦人「シナーラ」は、現在リビエラが所有しています。レストアをするタイミングで出会えたシナーラと、レストア専門技術者がいないこの国で技術伝承をしてくれた世界10か国50人の職人達との出会いにも感謝しています。彼らなくしては、成しえませんでした。それが実を結んだことをお伝えし、応援くださった皆様に厚く御礼申し上げます。

株式会社リビエラホールディングス
代表取締役会長兼社長
渡邊 曻






【シナーラに関してのお問合せ先】
リビエラグループ PR担当
メールアドレス:pr@riviera.co.jp